【猫の種類】日本で最も多い「キジトラ」の歴史と秘密

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猫の画像(11Cats コクロコ)

野良猫さんでもよく目にするキジトラは、「日本猫」とも呼ばれるほど数が多く、私たち日本人にとって最もポピュラーな猫の模様です。

この記事を読んで下さっている方の中にも、キジトラ(こげ茶色のシマ模様)やキジトラ白(キジトラのお腹面が白い)の猫さんと暮らしている方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな身近な猫「キジトラ」に焦点を合わせ『なぜ日本にはキジトラ模様の猫が多いのか?』を、猫の歴史と併せて画像付きでご紹介していこうと思います。

元々、猫の模様はキジトラだけだった!?

私たちが普段の生活で馴染みのある家猫や野良猫の祖先は、西アジア出身の「リビアヤマネコ」だったと考えられています。

そんなリビアヤマネコは家猫よりも手足が長いのが特長で、現存する猫の祖先として広く知られています。

■ リビアヤマネコ

リビアヤマネコの画像

出典:© Andrew.Lorenzs(Jun.13.2011)

この画像を見るに、我が家に2匹いるキジトラ猫と比べても、すでにそっくりです。

また「ヤマネコ」と名の付く猫は世界中に存在し、ヨーロッパヤマネコや日本のツシマヤマネコ、イリオモテヤマネコなどがいますが、その祖先も全てリビアヤマネコであったといわれています。

■ ヨーロッパヤマネコ

ヨーロッパヤマネコの画像

出典:© Michael Gäbler(Feb.18.2010)

この画像の子はちょっとぽっちゃりしていますが、ヨーロッパヤマネコは普通の猫よりも体格が大きく、毛がフサフサしていてるのが特長です。

またどちらかといえば夜行性な家猫とは違い、昼間に元気よく活動することでも知られています。

■ イリオモテヤマネコ

イリオモテヤマネコの画像

出典:環境省 那覇自然環境事務所

こちらは、猫というよりアライグマに似ていますね。

イリオモテヤマネコは沖縄県の西表島だけに住む野生猫で、体の大きさは家猫と同じく50〜60cmほど。

これほど大きな体をしているのにもかかわらず、新種として発見されたのはわずか50年ほど前のことで、1965年にはじめて発見されたときには「20世紀最大の発見」と騒がれ大きな話題となりました。

■ ツシマヤマネコ

ツシマヤマネコの画像

出典:環境省対馬野生生物保護センター提供

地元である長崎県対馬市では「とらやま」や「とらげ」と呼ばれているツシマヤマネコは、ヨーロッパヤマネコとイリオモテヤマネコをMIXしたような見た目をしています。

この画像ではわかりませんが、ツシマヤマネコは耳の裏に白い斑点があるのが特長的で、現在の生息数は100頭あまりしかいないともいわれており、1988年には環境庁に『絶滅危惧種』として登録されています。

日本で最初の猫って?

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では日本にはじめて猫がやってきたのは、一体いつ頃なのでしょうか?

それは時をさかのぼること、およそ1300年前。

猫は、唐(中国)から益獣として輸入されて日本へ渡ってきたとされています。

益獣とは「人の生活に利益をもたらす獣(動物)」という意味で、猫は当時の貴重な文献や資料を食べてしまうネズミを駆除するために活用されました。

猫は紙に興味を示さず、ネズミだけを捕獲してくれるので、当時はとても重宝されたようです。

このとき輸入された猫というのが『リビアヤマネコ』であるともいわれており、これが現代の日本の猫に『キジトラ模様』が多い理由であると考えられています。

また当時の猫さんの社会的な立ち位置は「飼い猫」というよりも、全体的に野良猫(自由猫)として扱われていたようです。

最後に

今回は、猫の種類の中でも最もポピュラーな「キジトラ模様」が多い理由と、猫の歴史を解説させて頂きました。

また文中でお話した「日本で最初の猫」には後日談があり、長崎県のカラカミ遺跡という所から、弥生時代(今から1700~2300年前)の猫の化石が発掘されたそうです。

この先数十年、数百年と時代が進めば、今あるこの説も、もしかすると根底から覆されているかも知れませんね。

今回の記事が、猫好きのあなたの好奇心を満たせれば嬉しいです。

それでは、また。

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この記事を書いた人
チョム
11Catsを束ねるボス的存在。このブログでは、ライターと写真撮影を担当する。目も開いていない頃のコキチを道で保護して育てたり、シロキーとコクロコの出産に立ち会い、子供たちを取り上げたりと猫たちからの信頼も厚い。幼少の頃からたくさんの猫と暮らしているほどの大の猫好き。
 
 

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