猫好きなら一度は行ってみたい!猫の楽園 『イタリアの遺跡コロニー』

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猫好きの方なら一度は耳にしたことがあるであろう、イタリアの有名スポット「トッレ・アルジェンティーナ広場」。

この別名『猫コロニー』とも呼ばれる遺跡で暮らす猫たちの生活スタイルから、今回はイタリア人の動物に対する素晴らしい考え方をまとめてみました。

猫の画像

出典:© Gufoblu

そこには私たち日本人が見習うべき点がたくさんあり、猫を愛する者としても、とても心が温まる内容となっていますので、ぜひ最後までじっくりとご覧ください。

トッレ・アルジェンティーナ広場

遺跡に住む猫の画像

出典:© Wknight94(Apr.28.2008)

まずはこの「トッレ・アルジェンティーナ広場」をよく知らないよという方のために、広場の概要を簡単にご説明します。

トッレ・アルジェンティーナ広場は、ローマ最古の遺跡で、「ブルータスお前もか…」のセリフで有名な『ガイウス・ユリウス・カエサル』が暗殺された場所としても有名です。

そんな歴史ある貴重な遺跡の中に、野良猫や虐待の通報があった猫の保護を目的とした「猫コロニー(猫シェルター)」が建っているのです。

ここでは、およそ250~300匹の猫さんが保護されていて、猫好きのボランティアの方たちによって運営されています。

また、ここで暮らす猫さんたちにかかる費用は、この地を訪れた観光客からの募金や施設内で販売されているグッズの売り上げ、さらには有志からの寄付金でまかなわれています。

もちろん猫さんたちのお世話はボランティアの方がしてくれているので、このお金は人件費には使われません(掃除だけは清掃員を雇っているそうです)

ですので、猫コロニーのために集まった資金は、そのほとんどが猫さんたちのために使われているのです。

・猫の生活用品
・ワクチン
・避妊去勢の手術
・病気や怪我をしている子の治療

こうした様々なケアも、ボランティアの方たちがきちんと管理してくれているため、無責任に繁殖させることもなく、ここで暮らす猫たちの快適な環境作りや、新しい里親を探すといった活動にもつながっています。

つまりこの施設の全てが、猫好きな方たちの「愛」で運営されているというわけですね。

これはなかなか簡単には出来ない、本当に素敵なことだと思います。

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猫コロニー存続の危機!

遺跡工事の画像

出典:© Peter Clarke(Feb.23.2009)

そんな猫の楽園に、突然、存続の危機が訪れます。

なんとローマ市が、景観を損ねないように「猫たちを観光客の来ない他の場所へ移そう」と言いだしたのです。

これを聞いたボランティア団体は、もちろん激怒。

「そんなことしたら活動資金が集められなくなって、猫たちを守れないじゃないか!」

そこで、コロニーに暮らす猫たちを守るため、ボランティア団体はすぐさま反対の署名運動を起こしました。

この運動はイタリア中で多くの話題を集め、国中の人々の賛同を得ます。

こうして、ローマ市の提案は破棄されることになったのでした。

今現在でもコロニーで猫さんたちが幸せに暮らせているのは、このとき賛同の声を挙げてくれた、イタリア中の動物を愛する人々のおかげだったのです。

野良猫じゃないよ。僕らは “自由猫” だよ

イタリアの自由猫の画像

出典:http://free.stocker.jp/4668/

日本における猫の住み分けは、飼い猫・家猫・野良猫です。

しかし私は、イタリア人の野良猫の呼び方を知って、「日本人がどれほど、動物に対して敬意を払っていないのか」を思い知らされました。

イタリアでは野良猫のことを【ガッタ・リベロ(gatto libero)=自由猫】と呼ぶそうです。

「猫は産まれた場所で生きる権利がある」と考え、例え自分の家の庭や室内に猫が侵入しても、決して追い払うことはしないといいます。

イタリアの自由猫の画像2

出典:http://free.stocker.jp/tag/%E7%8C%AB/

先ほどの猫コロニーも、遺跡の中に入れるのは猫さんだけで、観光客や町の人が触れるのは、自ら出てきた猫さんか施設内の部屋で飼われている里親待ちの猫さんだけなんです。

イタリアは、猫と人間とをちゃんと『同じの命』として見ている国なんですね。

本当に猫好きとしては嬉しい限りです。

日本に住んでる私たちにも出来ること

「確かに素敵な街だし、猫好きだから行ってみたい!…けど」

そうですよね。

イタリアはそんなに簡単に行ける距離でもなければ、飛行機代にホテル代となかなか出費もかさみます。

そんな私たち日本人にも、実は猫コロニーで暮らす猫たちに出来ることがあるんです。

それは、最初のお話にも出てきた『寄付』です。

実はこの寄付、現在は銀行振り込みに対応しています。

さらにイタリア人の粋な計らいというか、面白い提案なんですが “遠距離の里親” という制度もあります。

これは、「一緒に住めないけれど、猫を飼いたい人」のため、猫コロニーの中から飼いたい猫さんを選んで「その子の生活にかかる費用を負担する」というもの。

実に面白い発想ですよね。

興味のある方はぜひ、『Torre Argentina Cat Sanctuary(トッレアルジェンティーナキャットサンクチュアリー)』のホームページをご覧ください。

《 猫のコロニー 》http://www.romancats.com/index_eng.php

最後に

猫の画像 (11cats)

今回のお話は楽しんで頂けましたか?

実はこのトッレ・アルジェンティーナ広場は、私たち夫婦が今、一番行ってみたい場所でもあるんです。

しかしながら、我が家もすでにちょっとした猫コロニーのようになっているので、なかなか家を空けることが出来ずにいます。

いつか11匹の子供たちを安心して預けられる人が現れたら行きたいです!

けど結局、我が家の猫たちが心配で思いっきり楽しめない気も…(汗)

私事が長くなってしまいましたが、今回のお話で「猫」という存在に対する私たち日本人の心が、少しでも広くなってくれたら嬉しいです。

それでは、また。

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この記事を書いた人
チョム
11Catsを束ねるボス的存在。このブログでは、ライターと写真撮影を担当する。目も開いていない頃のコキチを道で保護して育てたり、シロキーとコクロコの出産に立ち会い、子供たちを取り上げたりと猫たちからの信頼も厚い。幼少の頃からたくさんの猫と暮らしているほどの大の猫好き。
 
 

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