実は猫が嫌いなにおい ワースト5「あなたの家は大丈夫?」

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鼻をつまむ猫のイラスト(11Cats ボス)

あなたが愛猫さんとの暮らしを送る中で、ついつい忘れてしまいがちなのが『猫が嫌いなにおい』です。

猫と比べ、人間はそこまで鼻がきくわけではないので「生活の中の匂いにはそれほど気を使ったことはない」という人も多いのではないでしょうか?

しかしそんな“人間にとってはささいな匂い”も、愛猫さんにとっては大きなストレスの原因になってしまっているかもしれません。

そこで今回は『猫の嫌いなにおい ワースト5』と題しまして、あなたと愛猫さんの暮らしに身近なものから、猫が苦手な匂いを5つご紹介したいと思います。

本記事が、あなたと愛猫さんの暮らしのお役に立てれば幸いです。

猫が嫌いな匂い その1『みかん・レモンなどの柑橘系の匂い』

柑橘系果物の画像

猫が嫌いな匂いの中でもこれはかなり有名な説でもあるので、ご存知の方も多いかと思います。

猫が苦手な匂いは、基本的に『酸っぱいにおい』や『腐敗臭』のするもので、これは猫が野生で暮らしていたころの名残であるといわれています。

野生の猫は自分が狩猟で得た獲物を食べて生活しており、主食は生肉でした。

また猫の祖先は砂漠で暮らしていたため、生肉はとくに傷みやすく『腐った肉』を嗅ぎ分ける能力は、食中毒の危険や死へのリスクを避けるために必須であったのです。

こうして猫の祖先は『嗅覚をできる限り進化させること』で、その肉が食べても大丈夫なのかどうかを『匂い』で判断する能力を身につけ、自らの命の保全と種の存続を果たしてきました。

これらの理由から、猫は『酸っぱい匂い』や『腐敗臭』に対してとても敏感になったと考えられています。

とはいえ現代の家猫の暮らしでは、みかんやレモンなどの柑橘系の果物は、猫にとっても比較的身近なものでもあります。

そのため、みかんやレモンそのものが大の苦手で、少し匂いがしただけでも急いで逃げていくというような過剰な反応を見せる子は、現代では少なくなってきているともいわれています。

それよりも、どちからといえば『みかん味』や『レモン風味』の加工食品(おかしやジュース)や、柑橘系の芳香剤を、強く嫌がる傾向にあります。

これはおそらく『人工的な匂い』であるからだと思われます。

ですので、少なくとも愛猫さんの食器を洗う洗剤には『柑橘系の匂いが付いていないもの』を使用してあげるようにしましょう。

猫が嫌いな匂い その2『フローラル系の洗剤や香水』

フローラル洗剤の画像

数年前に海外から多くの商品が輸入され、ちょっとしたブームにもなっていた『香りの続く洗濯用洗剤』。

そんな中でも特に人気だったのが『フローラル系』の香りがするものです。

しかし猫にとってこの『フローラルの香り』は実に不快な匂いであるようで、ストレスを与えてしまう原因にもなってしまっているようです。

これは『香りの強い洗剤』や『香水に含まれる科学成分』が、猫にとって不快感を感じさせる要素を含んでいるからであると考えられています。

またボディーソープやシャンプーであっても、においの強いものに対しては、猫が苦手反応を示す場合があります。

あなたがお風呂から上がった際、異様に愛猫さんがスリスリしてきたという経験はありませんか?

これはボディーソープやシャンプーの強い匂いによって自分の匂いが消えてしまったことに不安を感じ、慌てて自分の匂いを付け直そうとしている行為であるともいわれています。

愛猫さんは、あなたから『自分のにおいがすること』で安心します。

お風呂に入らない、洗濯をしないというのはさすがにやりすぎですが、せめて洗剤には『香りの弱いもの』を選んであげることも、愛猫さんへの心遣いとしては必要なことなのかもしれません。

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猫が嫌いな匂い その3『湿布・かゆみどめなどのハッカ系の匂い』

湿布のイラスト

肩こりや打撲で湿布(しっぷ)を貼ったり、虫に刺されてかゆみどめを塗るといった行為は、誰にでも経験があるはずです。

しかし、こうした湿布やかゆみどめなどの『ハッカ系』の匂いも猫は苦手なようです。

これは湿布独特の刺激臭や、かゆみどめに含まれるメントール臭が、本来猫の苦手とする『酸っぱい匂い』や『腐敗臭』に通づるものがあるからではないかと考えられています。

しかし、一部では例外もあるようです。

実は我が家の愛猫たちの中には、湿布のにおいが大好きな子がいて、湿布を貼ると寄ってくるだけでなく、貼った部分のにおいを嗅ぎに来るほどです。

この現象について、個人的にいろいろと調べてみたところ、これは決して我が家だけの特別な例ではなく、湿布の匂いが好きな愛猫さんも意外と多いことがわかりました。

これは『メントール臭』から、またたびに含まれる『心地よい刺激』を感じているのではないかという説が有力で、確かに我が家でも、またたびが好きな子ほど湿布の匂いに興味を示す傾向にありました。

本当のところは、愛猫に直接聞いてみないとわかりませんが、少なくとも湿布やかゆみどめを舐めさせないようにだけは十分に気を付けています。

あなたの家の愛猫さんはいかがでしょうか?

猫が嫌いな匂い その4『とうがらしやこしょうなどの香辛料の匂い』

香辛料の画像

一見すると、またたびに近い印象を受ける香辛料も、猫の嫌いな匂いの一種で、とくに『こしょうのにおい』が苦手な傾向にあるようです。

また『とうがらし』や『こしょう』、『ペッパー系の香辛料』は、猫が食べると胃腸炎を引き起こす場合もありますので、誤食させたり、これらの香辛料を含んだ料理は、絶対に食べさせないよう注意してください。

本来、人間が食べるために作られた香辛料や食べ物は、猫にとっては刺激や塩分が強すぎます。

あなたの愛猫さんの健康のためにも、食べ物には『におい』以上に気を使ってあげてください。

猫が嫌いな匂い その5『男性の汗の匂い』

汗を拭く男性の画像

これは比較的新しい説なのですが、2014年『Nature Methods』に発表された論文によれば「男性の体臭は、動物に取って強い生理的ストレス反応を誘発し、ストレス誘導性無痛覚を引き起こす恐れがある」とのこと。

このとき実験に使われた男性の体臭は『脇の下の汗のにおい』で、気の毒な実験の対象となった動物は『ネズミ』でした。

しかしこの実験結果から、男性の汗の匂いには動物にとってストレスを感じさせる成分が含まていれるということがわかったのです。

この理由について、実際に実験を行ったカナダの大学疼痛遺伝学研究室のリーダーJeffrey Mogilさんによると『いくつかの種は生まれつき、単独でいるオスの匂いに反応して不安を感じる性質が備わっているためかもしれない』とのこと。

つまり野生の世界では、単独でいるオスほど獲物を取ろうとしたり、縄張りを守ろうと攻撃的になっているため、これら身の危険を感じさせる『オスのにおい』には、ストレスを感じるようになったのではないかといわれています。

ちなみに女性研究者のTシャツを使った実験では、ネズミは全くストレスを感じることはなく、むしろ男性のにおいを打ち消す効果まであったそうです。

男性の方が愛猫さんと接する際には、事前にシャワーを浴びた方がよいかもしれません。

かくゆう私も、できるだけ愛猫たちに嫌われないよう、汗をかいたあとはすぐにシャワーを浴びるように心がけています。

出典:NATIONAL GEOGRAPHIC より

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実は猫が嫌いなにおい ワースト5 まとめ

鼻をつまむ猫のイラストと人間(11Cats ボス&モーさん)

いかがだったでしょうか?

今回は、あなたと愛猫さんの生活に身近な話題でもある『猫の嫌いなにおい ワースト5』というテーマをお届けしました。

あなたが知らなかった『猫の嫌いなにおい』はいくつあったでしょうか?

また、今回ご紹介した猫の嫌いなにおいは、生活習慣や同居人の暮らし方によって、大きな個体差が出るようです。

我が家であれば、柑橘系やハッカ系の匂いが嫌いな子もいれば寄ってくる子もいたり、洗い終わったばかりの洗濯物の上で昼寝をすることが好きな子がいたりと本当に様々です。

しかし猫は、基本的に自分に不利益な感情は隠す傾向にあるので、実はこっそりとストレスを溜めてしまっている可能性もあります。

猫の嫌いなにおいについては、昔からいわれていることや科学的な根拠があるものまでその信憑性も様々ですが、せめて今回ご紹介した『5つのにおいの元』だけは愛猫さんに近づけさせない配慮も、お互いの暮らしを少しでも豊かにしていくためには、必要なことであると考えています。

本記事が、あなたと愛猫さんの暮らしのお役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人
モーさん
我が家での立ち位置は、チョム、コキチに続いて3番目。このブログの構成、イラスト、ライター担当。猫に好かれたい一心で、猫の気持ちを理解しようと日夜研究に勤しむが、ややカラ回り気味。実は猫アレルギー持ち。
 

2 Responses to “実は猫が嫌いなにおい ワースト5「あなたの家は大丈夫?」”

  1. アッテナ より:

    猫が嫌いなにおいのイラストをお借りしてカードを作らせて頂きました。ありがとうございます!

    • モーさん モーさん より:

      アッテナさま

      イラストを気にいって頂けたことに関しては、とても嬉しいのですが・・・(^^;)

      11Catsのイラストは我が家の猫たちをモデルにした当サイトのオリジナルキャラクターなので、一応フリー素材ではありません。

      上からものを言うようで申しわけありませんが、その点を何とぞご理解いただけますと幸いです。

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