ギズ
生年月日:2013年4月21日
性別:女の子 ♀
本名:ギズモ
性格:のんびり屋さん
動体視力:鋭いが、ムダな動きが多い
今日ご紹介するのは、母猫シロキーの二男二女の一人として産まれた女の子『ギズ』です。
彼女の名前は、映画「グレムリン」の主人公がペットとして飼っている “ギズモ” から、そのまま頂きました。
赤ちゃんの頃のクリクリした垂れ目や、大きな耳が似てると思いません?
もくじ
ブサイクなアイドル猫 ギズ
我が家の11ニャンの中で、私が個人的に一番カワイイと思っているのが、今回ご紹介する『ギズ』です。
もちろん我が子全員を愛していますが、ギズは私にとってアイドルのような存在なのです。
・猫なのに、キリッとしていない眠そうな目
・長毛種と短毛種の中間くらいのムクムクの足
・お鼻の横にあるホクロ
このヤル気のないブチャイクなお顔が、私には可愛くてたまりません。
そして、ギズには「においフェチ」な一面がります。
そんな彼女の大好物は “人間の足のニオイ”…
それはもう、臭ければ臭いほど興奮します。
一日中パンプスを履いて立ち仕事をしている妹が帰ってくると、ストッキングの上から嬉しそうに自分の顔をこすりつけます。
他にも、別のニャンコが散々噛み付いたヨダレまみれのオモチャにも、喜んで顔をスリスリしています。
そして、私がギズをアイドル視してしまう、もう一つの要素。
それは、猫用のカリカリご飯を食べるときです。
ギズは茶碗の中に顔を突っ込んで口を大きく開き、ショベルカーのように一気に「ガブッ」っと口に入れます。
でも結局、横の隙間からこぼれ落ちて2,3粒ずつしか食べてなかったりします。
このマヌケな感じも、私には実に可愛く見えてしまうんです。
突然、階段を上らなくなった猫
そんなギズは、じゃれ方に少し変な特徴があります。
言葉で説明するのは何とも難しいのですが、猫じゃらしやお魚ライトを捕まえようとするときは、走りながら右手と左手を交互に出し、内側に向かって円を描くように手を出します。
しかも、態勢を低くしたまま猛スピードで追いかけるので、上から見ていると高速で床の雑巾がけをしているように見えるんです。
そんな獲物の追いかけ方もちょっとマヌケなギズさんに、ある日突然、異変が起こります。
それは、私がオヤツをあげるため2階の部屋へ行く階段を上っていった時でした。
手にオヤツを持っている私をみつけた子達が一斉に鳴きだし、後を追ってきます。
これはいつもの光景で、このあと全員が揃っているかを確認してからおやつをあげるのですが、この日はなぜかギズだけがいませんでした。
「ギズ~」
と呼ぶと、下の階から声だけがします。
途中まで階段を下りてみると、一番下で座ったままのギズが、こちらを見上げて鳴いています。
「上って来ないとオヤツあげないよ」
ギズに見えるように、オヤツの袋を振ってカサカサっと音を立てて呼んでも、1段目に手を掛けるだけで一向に上がってこようとしません。
オヤツが大好きな子が、これだけ呼んでも来ないことに、さすがに「おかしい…」と思った私は下へ降りて、ギズの様子を確認しにいきました。
するとそこには、下半身に力が入らず両手で上体を支えるギズの姿が・・。
素人目でも明らかにおかしい状態でしたが、すでに夜の10時をまわっていたので、もう病院は開いていません。
そこで、旦那であるモーさんに電話をして事の次第を伝え、明朝一番に病院で診てもらうことにしました。
翌朝のレントゲン検査の結果は「右足の骨折」。
しかも、全治3カ月の複雑骨折をしていたのです… (泣)
最初の1週間は入院、その後は自宅に帰れるものの、先生からは動き回らないようケージでの療養を徹底するよう言われました。
また、その後も週1回の通院でギプスの補正と骨の経過のチェックに通うことになったのでした。
我が家では「ケージに入れる」という習慣がないため、これはギズにとっても私たちにとっても、かなり辛いものでした。
人間と同じで、猫の骨折も早く治すためには固定をして動かさないのが一番です。
しかし、狭い空間に耐えられないギズが、ゲージの隙間から手を伸ばして「ニャー」と鳴くたび
「出してあげたい」
と思ってしまいます。
それでも、「早く治すためだから」と心を鬼にして閉じ込めなければならない日々は、本当に辛かったです。
しかしそんなギズの頑張りもあって、2か月が経過する頃には普通に歩けるようになり、半年ほど経った今では何事もなかったかのような顔をしています。
このギズの骨折があってからというもの、家中の危険なポイントをリストアップし、改善したことは言うまでもありません。
もう二度と、あんな思いはさせたくありませんからね。
異常気象?! 猫草が枯れてしまう理由(ワケ)
猫と暮らしている方の中には、毛づくろいで飲み込んでしまった毛玉を吐かせるために “猫草” を置いている方も多いのではないでしょうか?
最近は、毛玉対応のゴハンやオヤツの種類も豊富にあるので、そちらで対処されている方もいるかもしれません。
私は個人的に、猫の自然な習性を大事にしたいなと思っているので、室内やベランダに猫草を置くようにしています。
ホームセンターでは、すぐに食べられるところまで成長した猫草が売っていますが、1個400円くらいするんです。
しかも、量が少ない…
我が家のニャンコは11匹いるので、毎回これを買っていては家計が苦しくなりそうなので、ある時から自家栽培をするようになりました。
・ペット用品のコーナーに売っている猫草の種(大抵は5本入りで300円程度)
・園芸コーナーで培養土(1袋200円程度)と、お好みサイズのプランター
これを買って自分で育てると、かなりの節約になります。
また種をいっぱい使ってしまいますが、大きめのプランターで栽培すると「野原感」が出て素敵です。
こうして自家栽培している我が家の猫草は、みんな大好きでムシャムシャ食べてくれるのですが、日持ちしてくれません。
最初はさほど気にしてもいませんでしたが、同じ日に種を植えた他の鉢と比べると、2階の猫草はしおれるのが早すぎます。
いつも使っている培養土に肥料を混ぜてみたりもしましたが、やはり数日すると「クタ」っとなってしまうんです。
その原因が判明したのは、それから数ヵ月後の事。
犯人はコイツ… 悪びれる様子もなく、気持ち良さそうに寝てやがった。
恋を招く猫? 「ハート」を授かったギズ
こんな自由奔放なギズ。
実は「神に選ばれし猫」かもしれないと思える発見がありました。
私が床で寝転がっているときに、ギズが通りかかって、たまたま見つけたのがコチラ。
左手の手首にハッキリと、ハート模様があったんです!
これはもう “恋の招き猫” と呼ぶに相応しい「しるし」でしょう。
あなたがもし、ニャンコと一緒に暮らしているなら、一度探してみてはいかがでしょう?
意外と普段は目にしない足の裏とかに、変わった模様があるかもしれませんよ。
つづく
さて、今回は私のアイドル『ギズ』を紹介させて頂きました。
前回ご紹介したレパニャンと比べると、明らかに本文が長いですね…
これでもまだ書き足りないくらいですが、この後に待っているギズの兄弟たちの紹介をしっかりできるように、この熱はとっておくことにします。
それではまた…