【猫グッズ】手作りリフォームでキャットタワーを蘇らせよう!

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猫さんと暮らしているご家庭なら、必ず一台はあるであろう『キャットタワー』。

そんなキャットタワーは、家猫さんに不足しがちな上下運動をさせてあげられる他、猫さんの爪とぎ場や休憩スペースにもなります。

一台で何役もこなす優れた猫グッズですが、だからこそ猫さんの使用率も高く、各部の素材はみるみる傷んでしまいますよね。

我が家にも5台のキャットタワーがありますが、その内の2台は土台の木製部分が劣化し、所々割れてしまっているところもありました。

ボロボロのキャットタワーの画像

また、後付けした手作りハンモックも伸び伸びのボロボロで、爪とぎ部分も今までに何度か布を貼り替えながら使ってきましたが、それもそろそろ限界…。

最初は「2つとも捨てよう」と思っていたのですが、よく見るとまだまだ使える部品があることに気が付きました。

そこで今回は、手作りリフォームでキャットタワーを蘇らせるべく『まだ使える部品』を再利用して作った、財布にも優しい“手作りキャットタワー”の作り方ご紹介していこうと思います。

もくじ

材料・道具

~材料~

・捨てようと思っているキャットタワー
・新しい土台にする木材
・ネジ(木ネジとトラスタッピング)
・紙やすり
・電動ドライバー

作り方

1:古いキャットタワーを分解しよう

ボロボロのキャットタワーの画像

まずは、古いキャットタワーのネジを外して、使う部分と捨てる部分を分けます。

我が家のキャットタワーは、一番下の木箱と中段の板がボロボロだったので、プラスチックでできている柱と最上階の板だけを再利用することにしました。

こうして使える部分を選別したら、それに合わせて理想の設計図を描いていきます。

ちなみに原本は捨ててしまいましたが、我が家で作った設計図はこんな感じです。

キャットタワーの設計図の画像

凝った形にしなければ、このくらいのテキトーな設計図でもちゃんと作ることができるので『長さ』や『板の厚さ』だけ、きちんとメモすればOKです。

板の厚さは、木ネジの長さを決める際にも必要になるので、先にホームセンターで下見をしてから決めると良いでしょう。

また、設計図を描くときには『できるだけ重心が下にいくよう』心がけます。

天井に突っ張り棒で支える設計にする場合は、それほど深く気にする必要はありませんが、最低でも「猫さんが走って飛び乗ってもキャットタワーが倒れない設計」にすることが重要です。

2:木材を購入して切断してもらおう

次に、設計図に基づいた木材を選びましょう。

ホームセンターにはたくさんの木材があります。

硬さ・長さ・幅・値段とピン切りですが、私の手作り工作における信条は「そこそこ丈夫で安く仕上げる」です。

今回、購入した木材も

木材の画像

・19×89×1820cmの木材(234円)を2本
・38×89×1820cmの木材(375円)を2本

合わせて1218円+カット代60円でした。

カットは、ほとんどのホームセンターでお願いすることができるので、自分で切りそろえる手間を考えると、機械で切ってもらったほうが楽で安上がりです。

またこのときは、木材の購入と一緒に『木ネジ』と『トラスタッピング』『紙やすり』も忘れずに買って帰りましょう。

3:組み上げよう

材料が揃ったら、いよいよキャットタワーを組み上げていきます。

木の土台の画像

土台となる木の板(幅が厚い方)を木ネジで固定したら、古いキャットタワーの柱をトラスタッピングで固定します。

私は下段と中段の板の厚みを変えたので、トラスタッピングを二種類買いました。

トラスタッピングの画像

ちなみにトラスタッピングとは、頭部の径が大きく強い締め付けが可能で、下穴を空けなくても締結が可能なネジのことをいいます。

また、この時に使用するネジが木材から飛び出てしまうと、猫さんの怪我の原因につながります。

どんなに面倒でも、木の厚みとネジ穴のサイズを考慮してから、最適な長さ・幅のものを選んでくださいね。

作り途中のキャットタワーの画像

中段に厚みの薄い方の板を挟んで、柱と板をトラスタッピングで固定します。

また、今回の中段の板は上下から柱を固定する必要があったので、ネジがぶつからないように一段目と二段目で柱の位置を少しずらしてあります。

4:仕上げよう

最後に、板の切断した部分を紙やすりで滑らかにします。

紙やすりの画像

紙やすりは、最初から目の細かいものを使うととても時間がかかるので、目の粗いやすりで角を落としたあと、仕上げとして目の細かいやすりを使うのがオススメです。

また、紙やすりは数字の大きいものほど目が細かくなっています。

購入するときは、この数字の違いをチェックして選んでください。

ちなみに紙ヤスリの番手の覚え方は、デジタル写真や画像と同じと考えると覚えやすいです。

画素数が高ければキレイで滑らかな写真、低ければ画像の粗い写真。

これが最終的なヤスリをかけた後の仕上がりと重ねて考えると覚えやすいかと思います。

手作りキャットタワーにかかった費用は?

手作りキャットタワーの画像(11cats グレイ、コクロコ、ボス)

やはり気になるのは、手作りキャットタワーでかかった費用ですよね。

そこで、今回かかった費用をきっちり計算してみました。

・木材:234円×2本+375円×2本=1218円
・カット代:60円
・木ねじ:100円(100円ショップ)
・トラスタッピングネジ:102円×3袋=306円
・紙やすり:100円×2枚=200円
 
合計:1830円

なんと2000円をきりました!

「5000円以内で作れたらいいな」と思っていたので、これには私も驚きです。

今回は、使える部品を再利用するだけで、かなりの節約になることもわかりました。

まとめ

キャットタワーに登る猫の画像(11Cats コクロコ&ボス)

さて、今回私がお届けした『リフォームキャットタワー』はいかがでしたか?

キャットタワーは値段もそこそこ高く、簡単に買いかえられるものではありません。

また、ゴミとして捨てるときもパーツが大きくてかさむため、運ぶのも一苦労です。

しかし今回のように『使える部品を再利用』すれば、あなたオリジナルのキャットタワーが安く作れるうえに、ゴミの軽減にもつながります。

また、猫さんにとっても“自分のニオイが付いたもの”を使用しているので、最初から警戒心なく寄ってきてくれます。

あなたも愛猫さん専用のキャットタワーを、安くて手軽に作ってみてはいかがですか?

この記事が、あなたと愛猫さんとの暮らしを楽しくするお手伝いになれれば幸いです。

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2 COMMENTS

ムンク

いつも情報をありがとうございます。
爪とぎポールの麻紐がすぐにダメになるので、爪とぎポールをリフォームしたいと思ってます。
クズがでない綿紐を買って、ホッチキスみたいなものも買ったものの、どこからどう手をつけていいのか、他に必要な物は何か等分からない事だらけです。
出来るだけ失敗なく無理なくリフォームできる仕方を教えてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします┏●

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アバター画像 モーさん

ムンクさん

コメントありがとうございます♪

麻製の爪研ぎポールはニャンコに大人気のアイテムなので、できればリフォームしたいですよね。

我が家も過去には新しい麻紐とボンドを使って巻き直し型のリフォームをしていたのですが、素人が巻いたものではすぐにダメになってしまう点や、むき出しになったボンドのカスが猫の爪の間に挟まってしまうんじゃないかという懸念から、結局ヤメてしまいました。

そのため今は、小売になっている『じゅうたん生地』をポールに巻きつけ、上下を『結束バンド』で止めるという方法を取っています(記事内の完成写真の左上のポールがそれです)

じゅうたん生地と結束バンドは、どちらも100均で購入することができるので、ボロボロになってもすぐに交換することができます。

ちなみにじゅうたん生地は猫さんの安全を考慮して、爪が引っかかりすぎない、できるだけ安っぽい編み込まれていない生地がオススメです。

麻紐ポールと比べると猫たちからの人気はイマイチですが、一応爪は研いでくれますし、何より経済的でメンテナンスも楽です。

人気スポットである麻紐ポールがなくなってしまった分、我が家では市販されている段ボール製の爪研ぎの設置を増やして猫たちのご機嫌を伺っています。

もしよければ試してみてください♪

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