猫に学ぶ 正しいしっぽの使い方

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猫のしっぽ

いわずもがな、猫にはとてもキュートなしっぽがあります。我が家の11Catsでは、シマシマ模様のしっぽ、細長くてキビキビ動くしっぽ、先っぽがクニっと曲がったしっぽをもつ子たちがいますが、日々、その可愛らしいしっぽで愛嬌を振りまいて、家の中の雰囲気をほんわかとさせてくれています。

以前このブログでは、しっぽの動きでわかる猫の気持ちをお届けしたましたが、今回は、そんなしっぽを猫たちはいったいどう活用しているのか?

こちらを、我が家の猫たちの日常を観察し、勉強してみたいと思います。

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しっぽをスリスリ『マーキングに使う』

猫も自分の縄張り主張をする他の動物と同じように、マーキングを行います。お気に入りの場所や好きなおもちゃ、そして好きな人へも。こうして自分のニオイをつけることで、テリトリーを確認したり、安心を得たりしているのですね。

このマーキングは、おでこをこすりつけたり、おしりをこすりつけたり、そしてしっぽをこすりつけることで行います。猫の体には、いろいろなところに臭線と呼ばれる「自分だけのニオイ」を発する器官があります。この臭いは、とてもかすかなものなので、人間の私たちには嗅ぐことはできませんが、嗅覚の発達した猫たちには、きちんと嗅ぎわけることができるのです。

そしてこの臭腺は、やはりしっぽにもあるようです。しかし、我が家の面々の行動を観察するに、マーキングにはおでこやほっぺた、おしり、そしておしっこ(困)で行うことが多く、しっぽを使う場面はあまり見られませんでした。

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このことからも、おそらくしっぽの臭腺は補助的なもので、発せられる臭いそのものも、もしかすると他の臭腺より少ないのではないかと感じました。それとも、細くて力の伝わりにくいしっぽよりも、グイグイ体重を乗せられるおでこやおしりのほうが、強くニオイをつけるには都合がよい、ということなのかもしれません。

高いところも平気『バランスをとるために使う』

高いところでもしっぽでバランスをとる猫(11Cats ジュンジ)

猫は、高い塀の上やほとんどスペースがないような細い場所でも、器用に歩くことができます。これは、本来持ち合わせた身体能力もさることながら、しっぽでバランスをとることで可能になっているようです。

我が家のジュンジは高いところが大好きで、よくお手製のキャットウォークの上を走り回っていますが、確かに角を曲がるときや、体重移動をするときには、しっぽがその反対方向を向いていたり、素早く上下に動かしたりしていました。もし人間にもしっぽがあったら、高所恐怖症の人は減るのかもしれませんね。

寒いときには・・『マフラーとして使う』

しっぽを足に巻きつける猫(11Cats セッシー)

猫は、とても寒がりな動物であることは有名です。猫好きではない人でも「こたつで丸くなる」のが猫の代名詞であることを知っているほどですね。

そんな寒がり屋さんの猫たちは、しっぽを防寒具として使うこともあるようです。体や手足、首にくるっと巻きつけるその姿から、一部では「しっぽマフラー」とも呼ばれています。

このしぐさはいかにも猫らしく、またとても可愛らしいので、愛猫さんのしっぽマフラーの写真を撮っては、Twitterやブログで紹介されている方もたくさん見かけます。

そんな愛情をいっぱい受けた愛猫さんたちの写真を見ていると、ついつい時間を忘れてしまうほど。やっぱり猫には不思議な魅力がありますね。

しっぽの最も重要な役割『コミュニケーションに使う』

猫のしっぽの活用法として、一番出番が多いのが、この「コミュニケーションとして使われる」ことでしょう。猫は様々な感情や意思、要求をしっぽを使って伝えているといわれています。

特に猫同士のコミュニケーションには、主に耳や体の動き、しっぽが使われ、相手の猫はその細かな動きを頼りに、自分の反応を決めているといわれています。

また、猫社会では「目を合わせること」は、ケンカを売っているサインになってしまいます。つまり「口ほどにものをいう」といわれる「目」からの情報が得られないわけですね。しかしこれでは、円滑なコミュニケーションをとることが不可能になってしまうため、目ではない他の部分で、自分の感情や意思を伝えているのではないかと考えられています。

まとめ

ハンモックでくつろぎながら、しっぽを動かす猫のイラスト

いかがだったでしょうか?

猫は、しなやかで愛らしい「しっぽ」を、存分に活用していることがわかりましたね。「マーキング」「バランス取り」「コミュニケーション」はたまた「マフラー代わり」まで。しっぽには、賢く生きる猫の知恵がたくさん詰まっていました。またこの「猫のしっぽ」について、最後に少し大切なお話をして締めたいと思います。

猫のしっぽは、根元の方で、他の体の部位の神経や内臓の神経ともつながっています。そのため、強く引っぱったり、あやまって踏んでしまうことで、骨折や脱臼といったケガを負わせてしまう可能性だけではなく、もっと深刻な、後ろ足の麻痺や内臓障害を引き起こす恐れがあります。

我が家でも、しっぽを引っぱるようなことは絶対にしませんし、扉の開閉や室内、廊下の移動にはとても気を使っていますが、それでも事故が絶対に起きないとは思っていません。

もしあなたが今回の記事をお読みいただき、猫のしっぽの大切さをご理解いただけたのであれば、今日からは今までよりも少しだけ、猫のしっぽにも気を使ってあげてください。

本記事が、あなたとあなたの愛猫の暮らしをよりよいものにできることを願っています。

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この記事を書いた人
モーさん
我が家での立ち位置は、チョム、コキチに続いて3番目。このブログの構成、イラスト、ライター担当。猫に好かれたい一心で、猫の気持ちを理解しようと日夜研究に勤しむが、ややカラ回り気味。実は猫アレルギー持ち。
 
 

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