猫が家出をする4つの理由と探し方

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何かを企む猫(11Cats コキチ)

我が家の11Catsは、ベランダと庭に『日向ぼっこスペース』は用意してあるものの、全員が完全室内暮らしです。これが猫との暮らしの正しい形なのか、それとも外に自由に出してあげることが愛猫のためであるのか

この正しい答えは、正直、今でもわかりません。

しかし、まずは『命の安全』を第一に考えた結果、完全室内暮らしが、今の私たちにできる最良の形であるとの答えに落ち着いています。

この答えに辿り着くまでに、我が家では一度、コキチが行方知れずになったことがありました。正しくは散歩中にリードが外れて、そのままどこへ行ったのかわからなくなってしまったのです。

結局、数時間の捜索の末、もしかしたらと開けておいた玄関から、自分で帰って来てくれていたのですが、このときはかなりのパニック状態に陥り、生きた心地がしなかったものです。

この事件以来『猫との一緒の暮らし方』について、いろいろと深く考えるようになりました。

「人間と暮らす猫にとっての幸せは何なのか?」

「双方にとっての一番正しい暮らしの在り方は、どんな形であるべきなのか?」

そして様々な可能性を考慮した結果『完全室内暮らし』という今の形に落ち着いたというわけです。

もちろん、世の中には『外にも自由に出入りできる環境』で、愛猫さんと一緒に暮らしてみえる方も大勢います。かくゆう私たちも、過去にはこの形が猫と一緒に暮らす上での最良の形であると考えていたこともあります。

そんな、外にも自由に出入りできる環境で愛猫さんと一緒に暮らしている方と、私たちのような完全室内暮らしを選んだ者が共有できる情報の中に『猫の家出』があると考えました。

もちろん、この『家出』という表現が、必ずしも正しいとは限りません。

しかし、一緒に暮らしていた大切な家族が突然帰ってこなくなる、この絶望的で不安な気持ちは、できれば味わいたくないものです。

そこで今回は、そんな『家出をする猫の気持ち』を掘り下げてみました。もしあなたが、外にも自由に出入りできる環境で愛猫さんと一緒に暮らしているのであれば、この記事が何らかのお役に立てるのではないかと考えています。

またそんなとき、どうやって大切な家族を探したら良いのかも一緒にご紹介していきますので、もしものときにはご参考頂ければと思います。

本能には逆らえない『パートナーを探しに』

愛猫が家出をする理由の中で一番可能性の高いものが、この『発情によってパートナーを探しに出かけた』でしょう。

メス猫であれば、家中に体をこすりつけている、普段とは違うところにおしっこをする、大きな声で叫ぶ。

オス猫であれば、普段より気が立っている、お尻を持ち上げてスプレーのようにおしっこをする。

このような姿を良く見かけるようであれば、あなたの愛猫さんは『発情期』に入っています。そんな状態を最近よく見かけていて、家に帰ってこないという場合は、パートナー探しの旅に出ている可能性が高いです。

この場合、メス猫であればおおよそ自宅から200m圏内、オス猫であればもう少し広い範囲の『メス猫がいるところ』へ出かけている可能性があります。

もし、発情している様子の愛猫さんが帰ってこない場合は、上記の2点を手掛かりに、近所をくまなく探してみてください。

またメス猫さんであれば、このときすでに妊娠している可能性もあります。その子に子猫が産まれても、あなたの家庭環境や経済的に面倒を見ることが難しい場合は、すぐに病院で検査を受けることを強くお勧めします。

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そして、もし愛猫さんに新しい命が宿っていた場合には、その後の対処をどうするのかを家族できちんと話し合い、人間としての責任と愛情をもって、今後の方針を固めて頂きたいと思います。

猫は、生まれてから数ヶ月という短期間で、繁殖を行う準備が整います。つまり、たとえ1歳未満の子であっても、父猫や母猫になる可能性があるということです。

また野良猫と比べ、安全や食事が確保されている人間と共に暮らす猫の場合、このタイミングや発情のスパンは早くなる傾向にあるといわれています。

一般的には生まれてから半年もあれば、多くの猫は繁殖の準備が整い、暖かく子育てに適した季節である春や夏に向けて発情期を迎えます。

こうした繁殖行動は、動物の本能から来ているものなので、人間がいくら知恵を絞って気を回そうとも抑えることはできません。

そこで唯一の対策が『避妊、去勢手術』となるわけです。

確かにこの行為は、人間側の都合を一方的に猫に押し付けているようで、抵抗を感じる方も多いと思います。しかし愛猫と生活を共にするという選択をし、少しでも愛猫が家から出る可能性がある環境で過ごすのであれば、これは必ず決断すべきことであると考えます。

また、この『避妊、去勢手術』によって、パートナーを探しに家を出るという行動を抑えることもできます。

これは、猫と暮らしたいと考える私たちが必ず背負わなければならない『罪』です。そしてこの対処法には、永遠に正しい答えがないと思います。

『命を預かる』ということは、こうした「間違った選択をしているのかもしれない」という葛藤を抱えながら、きちんと自分の下した決断の責任を取らなければならないことでもあると、私たちは考えています。

遠くまで来てしまって『迷子になった』

迷子になった猫のイラスト(11Cats レパニャン)

仮に発情していなくても、猫は好奇心や気晴らし、またご飯を求めてなどの様々な理由でも外へ出かけます。

そんなとき『虫を追いかけているうちに、知らないところまで来てしまった』また『見知らぬ猫に追い回されて、気がつけばものすごく遠くに来てしまった』というケースがあります。

これは、思いもかけず普段の自分の行動範囲外に出てしまったため、帰り道がわからなくなってしまったというパターンです。これは、特に縄張り意識や独立心の強いオス猫に多いといわれています。

発情している様子は見られなかった、またすでに避妊、去勢手術をしている子が帰ってこないという場合は、迷子になっている可能性を疑ってみましょう。

このときは、予想以上に遠くまで行ってしまっている可能性もあるので、あなただけの力でで探し出すことはやや困難です。

そんなとき、まずは保護されている可能性を考え、管轄内の保健所に問い合わせをしてみましょう。

それがダメなら、張り紙を作って近所の方の協力を仰ぐ、友人や知人の協力を仰ぐ、ツイッターやフェイスブックなどのSNSを使って協力を仰ぐなど、捜索の人員を増やすことが一番効果的です。

気が焦る気持ちもわかりますが、まずは落ち着いてひとつひとつ行動を起こしていきましょう。あなたの愛猫さんは、意外な近場で、迷子になっているだけなのかもしれませんからね。

隠れてじっとしていたい『体調が悪い』

猫は自分の体調が悪くなると、人目につかない隠れられるところでじっとして動かなくなるという習性を持っています。

こうした場所が自宅内にきちんと確保されていれば問題はありませんが、そうではない場合は、近所のどこか身を隠せる場所でじっとしている可能性があります。

文字通り『隠れている』わけですから、こちらのケースも愛猫さんを見つけることはなかなかの困難です。しかし、あまり遠くまで行ってしまっている可能性は低いので、近所での聞き込みや自宅から200m以内をくまなく探す方法が効果的です。

この場合2~3日後にひょっこり帰ってきたり、食事の時間だけは帰ってきたりすることが多いのですが、この事態そのものは、日頃の心がけだけで事前に防ぐことができます。

これは、常に愛猫さんの様子に変わったところはないかを注意深く観察し、場合によってはすぐに病院に連れて行ってあげることで、愛猫さんの負担を減らすばかりか、あなたの無用な心配を避けることができるのです。

また猫はその性格上、たとえ体調が悪くてもそのそぶりを隠そうとしますので、人間側から注意深く気にしてあげる必要があります。

そして、あまり考えたくないことではありますが、猫の『死ぬところを人に見せない』という言い伝えは、この習性から来ています。

つまり体調が悪く、隠れられる場所でじっとしていた結果、そのまま亡くなってしまうというケースです。

このような最悪の事態を迎えないためにも、常に愛猫さんの健康には人一倍気を使ってあげて欲しいと、切に願っております。

猫が家出をする理由『家が気に入らない』

トイレが汚れていて怒る黒猫のイラスト(11Cats クロニャン)

昔から「猫は家につく」といわれるほど、猫は自分の住んでいる環境にこだわりを持っています。これは、同居人としては少し寂しいことですが、猫にとってはそこに住む人よりも環境が重要なのです。

お気に入りの寝床、食事場所、トイレの場所に至るまで、猫は全ての環境に対して自分なりのこだわりがあるのです。

そしてこのこだわりがなんらかの理由で邪魔をされ、本当に我慢ができなくなったとき、愛猫さんは新しい環境を求めて、家出をすることがあります。

例えば、あなたの家に子供が生まれたり、新しい愛猫さんを迎え入れたとき、そして大きな部屋の模様替えをしたときなどですね。

今までは全てが自分のテリトリーで、同居人も自分の一部となって暮らしていたのに、それが突然大きく変わってしまった。これはあなたが思う以上に、愛猫さんにとってはショックなことなのです。

この場合の家出はかなり深刻ではありますが、やはり自宅から200m県内をくまなく探すことが最も効果的な方法です。新しい環境を求めてといっても、いきなり知らない土地へ行くわけではありませんからね。もちろん近所の方へ声をかけることも忘れてはいけません。

そして何より、帰って来た愛猫さんが安心して暮らせる環境を、今一度、見直してあげることが重要です。

まとめ

家に帰ってくつろぐ猫(11Cats コキチ)

いかがだったでしょうか?

今回は『愛猫が家出をする理由』を4つご紹介しました。『パートナー探し』『迷子』『体調不良』そして『家が気に入らない』

いずれの理由にせよ、小さな体の猫にとって、外の世界はとても危険な場所であることに変わりはありません。車や猫にはわからない危険な場所、伝染病やウイルス、また世の中には猫がどうしようもなく嫌いという方もいます。

そんな環境に対し、愛猫家として唯一できる現実的なことは『愛猫の命を守ること』であると考えています。

もし、今まさにあなたの愛猫さんが何日も家に帰ってきていないのであれば、今回の記事は、少しでもお役に立てるのではないかと思っています。

そして、そんな愛猫さんの無事のご帰宅と、その後の豊かな共同生活を心より願っております。

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この記事を書いた人
モーさん
我が家での立ち位置は、チョム、コキチに続いて3番目。このブログの構成、イラスト、ライター担当。猫に好かれたい一心で、猫の気持ちを理解しようと日夜研究に勤しむが、ややカラ回り気味。実は猫アレルギー持ち。
 
 

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