猫の気持ちと健康を考えた 5つの夏の暑さ対策【保存版】

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ウチワで仰ぐ猫のイラスト(11Cats セッシー)

年々、夏の暑さが増しているといわれる昨今、暑い家の中でひとりでお留守番をすることもある家猫さんの体調が心配、という方も多いのではないでしょうか?

夏バテ、食欲不振といったものから、熱中症や食中毒、脱水症状といった深刻なものまで、例え家の中であっても、猛暑ともなればたくさんの危険が予測されます。

そこで今回は、そんな家猫さんの夏の暑さ対策を完璧にするべく、11Cats流の『猫の気持ちと健康を考えた 5つの夏の暑さ対策【保存版】』をご紹介したいと思います。

本記事が、あなたと愛猫さんの暮らしのお役に立てれば幸いです。

まずは、現代の猫の特性を知ろう

元々、祖先が暑い砂漠で暮らしていたことから、猫は暑さに強い動物であるといわれています。

しかし、現代の文明の利器による快適な生活環境で暮らす猫たちは、暑さ、寒さともに、私たち人間と同じように自然の環境に対して弱体化しているのです。

つまり「人間には暑いけど、猫なら大丈夫だろう」という思い込みが、思いもよらない悲劇を招いてしまう可能性も十分にあるということです。

ぜひ、あなたの大切な愛猫さんの命と健康を守るためにも、万全な夏の暑さ対策を立てましょう。

猫の夏の暑さ対策 その1『水飲み場をたくさん用意する』

水を飲みにきた猫(11Cats ギズ)

最近、テレビのニュースでもよく取り上げられる『高齢者による熱中症』

この初症状を引き起こす一番の原因が、十分な水分を取らなかったことによる体温の上昇です。

熱中症は、体温の過剰な上昇によって体のさまざまな機能が異常をきたし、動けなくなってしまう状態を指します。

けいれんや嘔吐といった症状が現れ、また汗をかく機能も止まってしまうために、どんどん体温は上昇し、それが40度を超えたあたりから意識が朦朧(もうろう)としはじめ、そのまま死に至る、というケースも珍しくありません。

人間は、皮膚からの放熱や汗によって体温を下げることができますが、猫の体は、そのほとんどが被毛に覆われているため、汗をかいて体温を下げることができません。

そのため、人間よりも小まめな水分補給が必要となります。

また、このとき用意してあげる水飲み場は、コップやペット用のお皿に汲み置きしておくのではなく、市販されている『循環式の給水機』の方が、水の質をそれなりに保ち、菌の繁殖も防げるのでオススメです。

また、猫は飲み水を欲する際『流れている水』を好む傾向にあるので、循環式の水飲み場をたくさん設置することで、少しでも水を飲む行為を促すことができます。

最寄りのペットショップやホームセンターに行けば、フィルター込みで1つ3000円程度で買うことができるので、愛猫さんの安全と健康のためにと思って、ぜひこの夏は、最低でも2〜3つは愛猫さんのための循環式給水機を用意してあげてください。

猫の夏の暑さ対策 その2『エアコンを利用する』

エアコンの風で涼む猫(11Cats コクロコ)

夏の暑さ対策で、誰もが一番最初に思いつくものとしては、やはりエアコンの利用です。

我が家でも、2つの部屋をエアコン部屋とし、常に室内温度を下げるようにしています。また、エアコン部屋は完全に封鎖してしまうのではなく、猫だけが通れるような出入り口を設けてあります。

エアコンを利用する際のポイントとしては

・設定温度は人間が少し暑いかなと感じる程度(28度くらい)

・運転設定はドライ

現代の猫がいくら暑さに弱くなったとはいえ、人間が快適だと感じる温度は、猫にとっては寒すぎるという場合がほとんどです。

そのため、ガンガンに冷やした部屋の中では、かえって体調を崩してしまうこともあります。

また人間と同じように、その子その子によって体感温度にも個体差がありますので、愛猫さんの様子をこまめに観察しながら、最適な温度を見つけてあげてください。

おおむね28度前後であれば、問題はないでしょう。

ドライ運転に関しては、不愉快な室内の湿気を取り除けるばかりか、猫の給水を促す効果もあるのでオススメです。

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さらにエアコンといえば、電気代が気になる方も多いことでしょう。

先ほどエアコン利用のポイントでご紹介した『ドライ運転』は、冷房運転より省エネで電気代節約にもつながります。

*【注釈】エアコンの機種によっては、除湿の方が電気代が高くなる場合もあるそうです。

そのため、設定温度が28度くらいであれば、仮に24時間つけっぱなしにしていたとしても、驚くほど電気代が高くなるということはありません。

その上、さらに省エネを促すためには、遮光カーテンを使って日光を完全に遮る、エアコンの使用は日中の暑い時間帯(真夏であれば9:00〜19:00くらい)のみにして、あとは窓を空けておくといった方法であれば、もっと電気代を安く抑えることも可能です。

また我が家では、エアコン部屋以外の風通しの良い部屋や廊下には、扇風機を設置しています。

正直、エアコン部屋でくつろぐ子たちよりも、扇風機の風が届くところでのんびりしている姿をよく見かけるので、どうしてもエアコンを使えないという場合は、扇風機を使って家の中の空気の循環を良くしてあげるという方法もよいかもしれません。

扇風機に集まる猫(11Cats)

*この部屋の隣がエアコン部屋なのですが・・

扇風機であれば、エアコンよりも何倍もの電気代が節約ができます。

とはいえ、一般的な丸い頭をした扇風機は、羽根に手を入れてケガをさせてしまう可能性がありますので、できるだけ据え置き型の羽根が内包されているものを使用しましょう。

こちらは、家計と愛猫さんの安全な暮らしのちょうど良いバランスを模索しながら、あなたの家に合ったやり方で決めるとよいでしょう。

猫の夏の暑さ対策 その3『必ず逃げ道を用意する』

前述したエアコンを利用する場合もそうですが、仮にあなたが家にいないときにエアコンが故障した場合に備えて、常に逃げ道を用意してあげる必要があります。

またエアコンの故障だけでなく、常に愛猫さんが自分の判断で涼しいところへ避難できるよう、できるだけ家中を自由に移動できる環境を作ってあげましょう。

猫も人間と同じように、今いるところが暑くなれば、少しでも涼しいところへ移動しようとします。

このとき部屋のドアが閉まっていては、ドアを開ける術を持たない猫は、暑い場所から逃げることができません。

ですので、常に夏の暑さからすぐに避難できるよう、各部屋のドアを開けておくか、猫用の入口が付いたドアを用意してあげましょう。

また、後付けできる市販の猫用ドアは、そこそこのお値段がしますので、我が家ではホームセンターで発泡素材の板を購入してきて、入口部分に猫が通れるだけの穴を開けたものを使用しています。

自作の猫用ドアとそこでくつろぐ猫(11Cats レパニャン)

耐久性には少し問題があるものの、エアコン部屋からベランダへの設置に関しても、冷気をそれほど逃さず十分に機能しています。

多少DIY的な技術と手間は必要ですが、これなら1枚数百円程度で作ることが可能ですのでオススメです。

また、家の中でも比較的涼しい台所やお風呂場は、常に開放しておくようにしましょう。

もちろんこのとき空けておくドアには、突然の突風で閉まったり、愛猫さんが体で押しても閉まってしまわないよう、必ずドアストッパーを付けておくことも忘れずに。

猫の夏の暑さ対策 その4『猫用の暑さ対策グッズを使う』

暑い季節になると、ペットショップやホームセンターでは猫用の暑さ対策グッズが売られるようになります。

クールマットやジェルマットなど様々な物がありますが、オススメは『アルミプレート』です。

物によってはクールマットやジェルマットよりも少々値段は張りますが、安全性と耐久性、そして何より猫からの人気が最も高いものが、このアルミプレートなのです。

アルミプレートで涼む黒猫(11Cats クロニャン)

また、似たような商品に『大理石プレート』というものもありますが、こちらはそこそこ重たいので、家の中で移動させたい場合などには少々不便を感じます。

またアルミプレートは、必ず家の中で一日中、陽の当たらない場所に設置しましょう。

また、我が家のようにたくさんの猫と暮らしている場合は、アルミプレートを何枚も購入するとかなり高額になりますので、ホームセンターで売られている『金属製の業務用棚』もオススメです。

この棚がひとつあればみんなで涼むことができますし、夏を過ぎれば物置用の棚として使うこともできます。

ぜひ一度、お近くのホームセンターで確認してみてください。

猫の夏の暑さ対策 その5『氷を活用する』

夏といえば氷ですが、人間のようにかき氷にして食べさせるとお腹を壊してしまう可能性があるので、ここでは『食べる以外』の氷の活用法をご紹介します。

まずは、水飲み場への活用法です。

猫の水飲み場は、その子が一日の生活を送る中で一番よく通る道筋や場所に設置することが必須です。

そんな水飲み場ですが、夏はどうしても室温が高くなるので、すぐにぬるくなってしまいます。

そこで、あなたがお出かけをする直前や寝る前には、水飲み場の水に少しだけ氷を入れておいてあげます。

もちろん、いつまでも冷たいわけではありませんが、水飲み場の水がぬるくなるのを多少なりとも遅らせることができるので、冷えたおいしい水を飲みたいと思っている愛猫さんにとっては有効的な方法です。

また、冷たい水が嫌いな子もいますので、全ての水飲み場にもれなく氷を入れるのではなく、入れない水飲み場も用意して様子を見ながらあげてみてください。

また、暑さ対策4で少しだけご紹介したクールマットは、ペットボトルに水を入れて凍らせたもので代用することができます。

昼寝をする猫(11Cats ジュンジ)

ペットボトルということで耐久性はもちろん、仮に噛んで容器が破損してしまっても、中身が水なので何の危険もありません。

愛猫さんの暑がっている姿をよく見かけるようであれば、ペットボトルを凍らせたものを厚手のタオルで包んで用意してあげるとよいでしょう。

猫の夏の暑さ対策 まとめ

ウチワで仰ぐ猫のイラスト2(11Cats セッシー)

いかがだったでしょうか?

今回は、我が家で長年研究して、現在も第一線で活用している有力な『夏の猫の暑さ対策』をご紹介しました。

猫は、人間の言葉を話せないので、仮に体に異変があっても気付いてあげられるまでに時間がかかってしまう場合がほとんどです。

それが夏の暑さという命の危険を伴うものであれば、必要以上に気を使ってあげる必要があると考えます。

猫は、あなたが思っている以上にか弱い生き物です。そんな小さな命を守ってあげられるのは、一番そばにいるあなただけです。

今回の記事が、あなたとあなたの愛猫さんの暮らしのお役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人
モーさん
我が家での立ち位置は、チョム、コキチに続いて3番目。このブログの構成、イラスト、ライター担当。猫に好かれたい一心で、猫の気持ちを理解しようと日夜研究に勤しむが、ややカラ回り気味。実は猫アレルギー持ち。
 
 

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