【都市伝説】猫のいる家には「ゴキブリ」がいない

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猫にまつわる逸話の中でも、多くの愛猫家の間で都市伝説として語られているものとして『猫のいる家にはゴキブリがいない』というものがあります。

「ゴキブリ」と「猫」というキーワードをセットで聞くと、猫と暮らす私たちにとっては、とてもイヤなことを連想してしまいますが、この都市伝説は果たして本当のことなのでしょうか?

そこで今回は、そんな『猫のいる家にはゴキブリがいない説』を検証してみたいと思います。

もくじ

実は猫がこっそりゴキブリ退治をしてくれている

ゴキブリのコスプレをする猫のイラスト(11Cats ジュンジ)

猫と暮らしている方なら『蚊』や『ハエ』など、家の中に入ってきた小さな虫を夢中で追いかける愛猫さんの姿を、一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?

そして、そんな愛猫さんが夢中になる対象は『ゴキブリ』とて例外ではなかったのです。

昆虫辞典によると、基本的なゴキブリの天敵はムカデやアリといった体のサイズが同じくらいの虫とありますが、動物での天敵の方にはネズミや『猫』の名前も載っているのです。

ゴキブリは元々湿気や暗がりを好む昆虫ですので、昼間は寝ぐらでじっとしていて、人の寝静まった夜中に活動を開始します。

そして私たちの愛する『猫』も夜行性動物です。

つまり、私たちが寝ているうちに愛猫がゴキブリを追いかけ、退治しているという可能性は十分に考えられます。

また愛猫家さんたちの情報によると「朝起きたらバラバラになったゴキブリの死骸が転がっていた」「愛猫が狩ったゴキブリを見せにきた」という恐ろしいエピソードもありました。

筆者がこの「猫がいる家にはゴキブリがいない説」を初めて耳にしたとき、我が家でのゴキブリ遍歴を改めて振り返ってみました。

すると築30年の木造一軒家という、いかにもゴキブリの好みそうな条件の家に住んでいるのにもかかわらず、家の中では一度もゴキブリを見たことがありませんでした(死骸も含め)

「家の中で」という言葉を入れたのは、実は今まで何度か、我が家の玄関や窓からゴキブリが逃げていくところは見かけたことがあったのです。

このときは『猫のいる家にはゴキブリがいない説』を知らなかったので、普通に「ゴキブリが家出してくれてラッキー」くらいに思っていたのですが、今思えば我が家の猫たちから逃げようとしていたのかもしれません。

ゴキブリを食べている可能性もある!?

獲物を狙う猫の画像(11Cats シロキー)

かわいい我が子が素手でゴキブリを退治しているところはあまり想像したくありませんが、それよりも恐ろしいのは「もしかしたら食べちゃってるんじゃないか・・?」という不安です。

ゴキブリといえば「バイキンのかたまり」などと表現されることもある、とても不衛生な昆虫です。

「もしそんなゴキブリを我が子が食べていたとしたら・・・」

我が家でも、ゴキブリを退治してくれるという事実よりも、こちらの健康被害の方が心配であったため、いろいろと調べたり獣医さんに相談したりしました。

その結果「食べていない可能性は否定できないが、仮に食べていたとしても健康に影響を及ぼすことは少ない」との結論に至りました。

しかし、家の中にゴキブリ対策用の『ホウ酸団子』といった毒性の高いものを置いていた場合、ホウ酸団子を食べたゴキブリを猫が食べてしまうことで、健康への影響がでる可能性もあるとのことです。

もしあなたが猫と暮らしていて、家の中にゴキブリ対策用のグッズを設置しているのであれば、速やかに撤去することをお勧めします。

また、ホウ酸団子などを食べていなくても、寄生虫のいるゴキブリを食べてしまった場合は、宿主が猫に変わったことで健康被害を及ぼす可能性もあるとのことですので、愛猫さんの様子がおかしいようであれば、すぐに動物病院へ行って診て貰ってください。

ちなみに我が家では、寄生虫のいるカエルを食べてしまったシロキーが、長い間その体調不良の原因がわからず苦しんだという経験があります。

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このときのシロキーは、カリカリやおやつを食べてもすぐに吐いてしまい、どんどん体が痩せていくという大変な思いをしましたが、原因がわかったのちの寄生虫は、飲み薬で簡単に駆除することができました。

もし愛猫さんが変な生き物を食べてしまって寄生虫の心配がある場合には、すぐに病院で診て貰い、その際先生には「寄生虫がいるかもしれないこと」をきちんと伝えましょう。

【都市伝説】猫のいる家には「ゴキブリ」がいない まとめ

ゴキブリのコスプレをする猫のイラスト2(11Cats ジュンジ)

今回は『猫がいる家にはゴキブリがいない説』を検証してみましたが、やはりあまり気持ちの良い内容ではなくなってしまいましたね。

もし気分を害された方がいらっしゃったら、本当にごめんさない。

しかしこうした『愛猫が病気になるあらゆる可能性』は、愛猫さんとの豊かな暮らしをできるだけ長く続けていくためにも、常に頭の片隅に置いておかなければならない大切な知識であるとも考えています。

本記事が、あなたと愛猫さんの暮らしのお役に立てれば幸いです。

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