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グレイ
生年月日:2013年4月21日
性別:男の子 ♂
本名:グレイ
性格:やんちゃだけど気が小さい
動体視力:鋭い
さて、いよいよ! 11Cats 最後の1匹となりました「グレイ」のご紹介。
表題にもある通り、グレイはかなりの「マザコン」です。
成猫になった今でも、眠たくなると母猫シロキーの横にいって寝るのはもちろんのこと、その甘えたい気持ちがピークに達すると、未だにシロキーのお乳を吸おうとします。
(おかげで、シロキーのお乳の周りの毛は黄ばんでいます…汗)
グレイは現在2歳で、男の子という事もあって体はとても大きく、なぜかそこそこの筋肉質です。
そんな子がお乳を求めてシロキーのお腹をまさぐる光景は、私的にチョット寒気がするので、居合わせたときはそっと止めさせています。
何よりシロキーがとても迷惑そうで、お乳を吸おうとするグレイの顔を足で押さえつけたりしているので、これはやっぱりいくら甘えたいとしても、止めるべき・・だと思っています。
もくじ
子猫のお気に入りトイレは○○
そんなグレイが、ちゃんと赤ちゃんとしてお乳を吸っていたころ。
猫は、生後一カ月も過ぎると自分でトイレに行って、オシッコやウンチをするようになります。
あの小さな手でトイレの砂をかく子猫の姿は、なんとも可愛くてたまりません♪
しかし、グレイにはある問題がありました。
それは、どうしても「トイレで」用をたしてくれないんです。
猫砂に慣れてもらうため、兄弟のオシッコをあえて残して匂いを嗅がせることで
「ここがトイレなんだ」
と、認識させようとしましたが、「ニ~」と鳴きながらトイレの容器を乗り越え、その先にある座布団にオシッコをしてしまいます。
これは座布団に限ったことではなく、じゅうたんや毛布など、とにかく「布」でないとトイレをしてくれないんです。
最初は、「砂がイヤなのかな?」と思い、トイレシートに変えてみたりもしましたが、この行為は一向に治りません。
あまりにも毎日の洗濯が大変なので、最後は「トイレシートの隅」に手のひらサイズの布の切れ端を置いてみることにしました。
これを繰り返すうちに、「トイレの場所」を覚え「トイレシートの感触」にも慣れたらしく、布のないスペースでもしてくれるようになったのです。
そこである日から、その「布の切れ端」だけを取り除いてみました。
この作戦は大成功!
その後、同じ要領で砂のトイレにも慣れさせて、今ではむしろ砂のトイレでしか用を足さなくなりました。
これぞまさに、忍耐の勝利! 猫好きでなければ出来ません。
いちいち報告しにくる猫
グレイは、とにかくよく鳴きます。
目が合うと「ニャ~」
すれ違うと「ニャ~」
眠くなると「ニャ~」
そのなかでも、特に長く鳴くのが、
・トイレに行きたくなったとき
・毛玉を吐く前
です。
トイレの時は、ビニールハウスの中のウォーキングスペースをウロウロしながら、ポジションが決まるまで鳴いています。
猫草を食べて毛玉を吐くときも、「ナ~オン…ナ~オン」と鳴いて、
「吐くよ~、僕もうすぐ吐くよ~」
と、言ってるように聞こえます。
ただグレイの偉いところは、毛玉を吐くときも、ちゃんとトイレに行ってくれる事。
他の子たちは、猫草による胸やけに耐えられず、所構わず出してしまいますが、グレイは鳴きながらトイレまで来てくれるんです。
これは、掃除が楽でとても助かっています。
間の悪い、損キャラ猫
ご存知の通り、我が家には11匹の猫が暮らしています。
また数が多いので、常に家のどこかで追いかけっこが行われているのです。
猫は一度にとる睡眠時間が短いので、人間である私の睡眠中に追いかけっこが始まることも日常茶飯事…。
無論、疲れて寝ている私の耳にも
「バタバタ!ドンっ!ドタドタドタ!」
睡眠を妨げる足音が私をイラつかせ、遂に「ブチっ…!」
怒りにまかせてドアを「ガラ!」っと開けると、怒られる事を察知したニャンズは「ピタ..」っと動かなくなります。
誰が走っていたのか分からないので、怒るに怒れず、そのまま座ってしばらくすると、また二階でウルサイ足音が。
階段の下で息を潜めて待っていると、そこへグレイが走って降りてきます。
首根っこを掴まえてグレイの目を見ながら、低い声で「いい加減にしなさい!」と、お説教。
耳を八の字に下げて目を薄開きにしながら、顔を逸らそうとします。
これは、猫が自分が怒られていると自覚している証拠です。
ただ、追いかけっこをしていた相手が降りてきません。もう1匹は、グレイが捕まったのを見て引き返したのでしょう。
本当に損なキャラです。最初のバタバタは、この子じゃなかったかも知れないですからね。
その結果、今では私は彼に怖がられているようです。
撫でようとしてグレイの顔に手を近付けると「ビクッ」として、姿勢を低くするんです。
誤解のないように書いておきますが、私は首根っこを掴んで怒る事はあっても、ニャンコを叩いたりしませんよ?
なので、グレイを撫でようとするたび「ビクッ」をされると、胸が「キュ~」っと切なくなってしまいます。
これを少しでも払拭するために、オモチャで遊んでいるときは、なるべく褒めて撫でるよう心掛けています。
グレイも可愛い息子の一人。やっぱり嫌われたら寂しいですからね。
11Cats を宜しくおねがいします♪
とうとう今回で、我が家のニャンズ全員の紹介が終わりました。
最初から全部読んでくださった方、本当にありがとうございます。
途中から読んでくださった方や、今回のグレイの記事が初めてだったという方はぜひ、他の子供たちの紹介も見ていって下さいね。きっとウチのニャンズを好きになって頂けると思います。
【他の子のご紹介はこちら】
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これからも、猫に関する情報や、我が家での出来事を随時お伝えしていきますので、末永くお付き合い頂ければ幸いです。